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シャープの新・電子辞書

2010年8月8日
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(シャープの新・電子辞書)

・私も歳なのか? マスコミ、特にテレビの馬鹿アナウンサーが使う『同級生』という言葉が癇に障る。「悪貨は良貨を駆逐する」の例え通り、『同級生』が『同年』『同窓』の領域にまで来ていることは知っているが、新聞やテレビといった、「日本語を正しく伝えなきゃなんない」立場が平気で日本語を壊しにかかっていることに腹が立つ。

・昔『固執』を『コシツ』と言った部下に注意したら、「バイザー!(スーパーバイザーの略)古いですよ。今『固執=コシュウ』と言ったら松嶋アキラですよ!」と居直られた。「悲しい恋のなきがらは、そっと流そう泣かないで♪」=【湖愁】である。安物の喫茶店の命名でもあんめぇし、正しい日本語を伝承するのも大変である。

・しっかしま、広辞苑などには『同級生』などの言葉も出て来ない。「同級=①同じ等級、②同じ学級」だけである。しかしそれが、正しい日本語なのだと思う。同い年は『同年』、同じ学校出身は『同窓』の先輩・同輩・後輩、が正しい日本語だろう。私らの年代で、クラスも違った学友を軽々に「あぁ、あいつと私は同級生で!」などとは決して使わない。若い人には面倒だろうが、「あぁ、あいつは私と同窓・同年だが、同じ組になったことはなかったなぁ」・・・である。

・どうでもいいことではない!この尊敬語・謙譲語・男言葉後女言葉さえ有る、世界で一番繊細と言われる日本語を、その操縦でメシを食っているマスコミが壊す、いや、勝手気ままに変えることが許せない!【朝ズバッ!】なんかで粋がっている〔みのもんた〕なんざ、私より若いが同年代として、「こ奴、まともな日本語教育受けたのかよ??」とさえ思う。シッコ臭い女子アナなんざ、お話にもナンにもならない!

・新聞が『遵守』を『順守』に変えて長い。おかげで中小の社長たちは、大勢の社員の前で『遵守=ジュンシュ』を「ソンシュ」と言って失笑を買っている。今や『ソンシュ社長』、『幣(正しくは弊)社社長』、『的をえる(正しくは射る)社長』など、中小の社長の恥は多い。「意味が伝わればいい!」と強気な人も多いが、『言葉は意志』であり、『言葉は教養』である。英語をナンボ話せるか?の前に、国語をナンボ話せるか?が肝要であろう?

・と言う私も、中学生国語辞典の「十分の一」も知らずに死んで行くんだろう?今、「ナントカ辞典が何冊入っている!」と言った『電子辞書』がブームだが、確かに書棚から取り出すだけで「手首がグギッ!と言いそうな」広辞苑を、小さくしてくれたシャープさん、カシオさんなどには大感謝だが、私の愛用の一品も「持ち歩きには重い!」と、机上に置いたままである。

・そこにシャープが、携帯サイズ、ポケッタブルな『電子辞書』を出してくれた。『家庭の医学』に代表される「何が何冊!」の世界から脱した画期的な発想であると思う。数万円台までドンドン値上がりしていたこの世界を、再び1万円台にまでスリム化し目的化した功績も大きい!即刻欲しいと思うが、ハテ?『同級生』は何と定義されているものやら??

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コメント

織伊さんと同年代のせいか、言葉の乱れには私もうんざりしています。一方、遵守という言葉を聞くと、学生時代に通った自動車教習所のことが鮮明に思い出されます。予備筆記試験で、浅学の私が「そんしゅ」とふり仮名をふっていると、巡回の教官が嬉しそうに、「大学生でも、よう読まないのか」と皆に聞こえがしに言ったことです。数十後、会社で30代の後輩に「これは”じゅんしゅ”と読むのだ」と教えてやると尊敬のまなざしを向けられたこともあります。 と、いうことでなんとなく親しみを覚える言葉です。
ちなみに、10年程前に買ったシャープの電子辞書で見ると、遵守も順守も載っていますね。 しかも順守が先です。 順守では遵守のイメージがぜんぜん湧かないよ~だ。
ところで、私の電子辞書は広辞苑をそのまま移したものですが、新辞書も内容は同じでは? それともなにか工夫があるのかな~。

まぁ、アナウンサーなんてぇのは教養がないのが必要条件の職種ですから、とやかく言っても始まらない。
「旧中山道」を「イチニチジュウヤマミチ」と読んだのは有名な話です。
ところでアナウンサーや中小企業の親父ばかりではありませんぞ。議員なんかでも「追加予算」を「オイカヨサン」と読んだりするのがいますからねぇ。
私は好きで貴君は嫌いな「三角マウス」もいましたねぇ。

冴ちゃんさま、

コメント有難うございました。電子辞書がポケッタブルで、
画面もカラーだったら持ち歩きに最適です。電車の中でも
終日飽きないと思いますよ。

ただこんな因業爺でも最近教わったことがあります。
ガキの頃から長年、既存(キソン)をキゾンと言っていました。
毀損(キソン)と分けるためです。しかし広辞苑にはキゾンなる
言葉が無い!んですねぇ??どっちもキソンなのです。

的は「射る」ですが、元語の正鵠の方は「得る」でいいんですね。
ああヤヤコシヤヤコシ!

憲坊法師さま、

コメント有難うございました。イチニチジュウヤマミチは確か新人の
女子アナだったと思いますが、これはもう金字塔でしょうねぇ。

先日、画策をガサクと繰り返した勇士が居たのでヤンワリ注意しましたが、「意味が通ればいい」と開き直られました。

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