何度も夢枕に立ったのは
2010年5月4日
・いやぁ、10年近く〔がん〕と付き合い、此岸(しがん)と彼岸を行ったり来たりしているような日々を送っていると、変な勘が冴えて来るらしい。昨年8月13日の愛犬の祥月命日の少し前から、ブイブイ言わせていた頃入り浸っていたミュージックサロンのママがやたら夢枕に立ち、「はて?別れて幾星霜、時々は私のことでも想い出してくれてるんだろうか?」などと、オツな気分になっていたものだった。
・ところが後になって、「ママは腸閉塞で、8月12日に亡くなりました」との知らせが。あれはお別れの挨拶だったのか??とシンミリ思ったものだった。ところで『私の腎臓あげる』という泣かせる話をココログに書いたのは4月の24日。チョクチョク寿司屋の〔哲ちゃん〕が夢枕に立つので、「若しや?」と思って何年ぶりかに電話した時の話だった。
・脳梗塞を克服して、名古屋の一等地で夫婦で頑張っていたが、今度は腎臓が悪くなって昨年の11月に店を閉めたとのこと。腎臓透析も効無く、カミサンの〔ひろみちゃん〕がドナーとなって腎臓移植をするとの話だった。
・病気こそ違えど、「夫婦で頑張れ!」との思いで私が送った【生還へのフォアボール】の返礼に、5月1日(土)に〔ひろみちゃん〕から「哲ちゃんの愛読書です」という本と、〔匂い袋〕が届いたので、家に電話を入れた。電話に出た〔哲ちゃん〕はすこぶる元気そうで、何度もカミサンへの感謝を口にしていた。私は「寿命と病気は別物って言うぜ。降りかかる寒の雨くらいに思って、夫婦で頑張るんだよ!」と激励した。
・今日5月4日、私の携帯に何故か『公衆電話』から2回着信が。2回目はメッセージも入っていたので聴くと〔ひろみちゃん〕からで、「主人が昨夜脳梗塞を再発して倒れました!」だと。以前は左の脳で今度は右だという。〔哲ちゃん〕はプランプランになって入院し、絶対安静にしているのだそうな。
・「死ぬことはアンメェから、心をシッカリ持って看病してやるんだぜ!」とカミサンを激励しておいたが、ハテ?遠い付き合いになってしまっていた〔哲ちゃん〕が、盛んに夢枕に立ったのはコレだったのか?・・・・頑張って生き抜いて欲しいものだ。頑張れ!頑張れ!
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