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富司純子の存在感

2010年4月12日

・フジテレビ開局50周年記念ドラマ【わが家の歴史】を、グダグダと3夜連続で観てしまった。ドラマとしては何てことはないのだが、三谷幸喜脚本だけにホームドラマとしてはよく出来ていた。昭和2年から昭和39年までの激動の時代を生きた家族の物語だから、昭和17年生れの私の、小学校・中学校・高校時代が後半に重なって来る。【Always三丁目の夕日】にダブる、昭和情緒が溢れる作品だった。

・三谷幸喜脚本らしく、〔エノケン〕だの〔ロッパ〕だの、〔手塚治虫〕だの〔ひばり〕だのと、昭和を彩った有名人たちが、奇妙奇天烈に『わが家の家族』と絡んでいる。グッサンの〔力道山〕やウエンツ瑛士 の〔丸山明宏〕には笑ってしまったが。

・いやいや、本稿はドラマの批評ではなかった。主演女優というものについてである。このドラマの主人公は、柴咲コオ扮する一家の長女である。確かにビックリするほど大きい目と目力で、魅力的な女優さんではある。しかし又、ビックリするほどの小顔でもあるのだ。並んでいて、一人だけ後ろに居るほど顔が小さい。

・しかしここまで顔が小さいと、鷹か隼など猛禽類のメスを見ているような思いになる。先年の映画【日本沈没】のレスキュー隊員役ではハッとするほど綺麗に思ったが、ホームドラマの主役のお母さんでは、まるで実在感が無いのだ。

・その点、富司純子は時代を代表した美人で、64歳になった今も存在感抜群である。常磐ハワイアンセンターだったかを描いた【フラガール】では、炭鉱の後家の汚れ役だったが、汚せば汚すほど内面の美しさが滲み出て来るからタマラン!正に脇役をやっていても、絶対『主演女優』なのである。

・任侠路線の東映映画だったから【緋牡丹お竜】だの何の、切った張ったの役ばかりだったのが気の毒だ。その分、年齢を重ねてから、いい味を出していると思う。いやぁ富司純子!  純子・寺島純子を経て、今が一番綺麗です。吉永小百合の向こうを張るってか、娘の寺島しのぶの向こうを張って、これからも頑張って欲しいものだ。

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