(只今帰阪しました。悪い予感的中です!)

2019年10月16日
(只今帰阪しました。悪い予感的中です!)


・年金暮らしで、「入院・手術保険を2つ掛けているのは贅沢。1つだけにしよう。しっかしま、こういうのは『お守り』みたいなものなので、何か無ければ良いが。80歳までに『もう1回』がんバトルを闘わなければならない悪い予感が胸の奥に有るがなぁ・・・」


・でも「背に腹は替えられず」通販系の外資保険は止めた。そして昨日の『腹部・胸部CT』撮影。私の肝臓は分厚い脂肪肝でこの19年、CTでは写らずズッとMRI撮影。だから毎回「胃がんが浸潤して、膵臓始めアチコチに転移してなければいいが」と。今回も同じ思い。


・先般ぶっ倒れて、「絶食2日・禁酒9日の日々」が有ったせいか、今回「雲の晴れ間」のようにCTが『私の肝臓』を捉えていた。CEAも2.0(下限値5.0)、CA19-9も23.9(下限値37.0.)と正常なのに、直径4cmほどの〔がん〕がクッキリ写っていたのだ!


・【生還へのフォアボール】に書いているように、「原発がんは、己を誇示するように白く輝いているが、転移がんはヒッソリと内臓に同化したように隠れている」と。だが本日〔山浦秀和ドクター〕と何度EIZOの大画面を見ても、「同化しながらクッキリと境界線」は描いていた!紛れもない『転移がん』だ。


・私の勘だが、『胃がん』の転移ではなかろう。末期大腸がんからの転移がんの1つが、肝臓内部に潜り込んでいたのではないか?


・2001年に〔荒井保明ドクター〕の『肝動注』による抗がん剤25回の空爆で、肝臓表面の大腸からの多数個の転移がんは消せた。1個「肝臓の裏側」に逃げ、2cmに成長した転移がんは、2008年に〔佐野力ドクター〕の開腹手術(近接部位の胆嚢も切除)によって消せた。


・以降は〔田近正洋ドクター〕による胃がん(2008年は分化型。2015年は未分化型)の2回に及ぶ『内視鏡剥離手術』である。胃がんが浸潤するなら、胃の裏側の膵臓だろう? この「私の肝臓内でヌクヌクと〔4cm丸〕にまで成長した『転移がん』は、天草の残党ではないが、恐らく「私が最初に〔死〕を感じた」大腸がんの末裔だろう。


・私ももう77歳、両親から貰った特級の肝臓も、長年の大酒で「肝硬変による萎縮」も見られる。この歳になって『全身抗がん剤』は勘弁だが、さりとて「全身麻酔・開腹手術に耐えられる、手術が出来るのかどうか」の検査入院が待っている。


・10月28日(月)午前11時30分入院、1泊か2泊の「手術が出来るのかどうかの検査入院=6階・放射線診断部病棟」は決めて来た。神も試練好きだよなぁ。「ここを先途」と乗り切らなければ、私には『人生100年時代』は呉れないのだろう。


・2008年の東京のM子さん(ドクターの奥様)からの、私の携帯へのお祝いのメールを思い出す。「血の塊のような肝臓を切られて輸血なしとは、その恵まれた強靭なお体だけでなく、いつも担当医に恵まれるご運のお強さを感じます」・・・うぅん、あれから11年経っているしなぁ。


・絶対「100までは鼻歌で生きる!」と信じていた〔カネヤン(金田正一氏)〕が86歳で逝ってしまった。ショックだったが、『4がん5バトルの戦場の風に曝されている私』がここで瞑目するのも、私如きを応援してくださっている方々にも失礼だ。


・肝臓は「戻る」と言われているが、果たして77歳・肝硬変に近い私の肝臓は、復活能力が有るのか? 何とも悩ましい今回の【愛知県がんセンター】巡礼だった。織伊よ!友作よ!「頑張るのだ!」とさっき声を上げたが、声が裏返っていた、クソ! どうする〔友〕ちゃん!

(衰弱・文在寅政権に金正恩氏が見舞う「トドメ」の一撃)

2019年10月15日
(衰弱・文在寅政権に金正恩氏が見舞う「トドメ」の一撃)


https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20191015-00146923/


・塒(ねぐら)(公団)下のバス停横に、私の人生で「最も綺麗」な公衆便所が在る。大抵は〔バスの運ちゃん〕か〔流しのタクシー運ちゃん〕の専用である。しかし清掃は、公団の共益費で賄われている。住人のモラルが低く、トイレットペーパーは盗まれ続け、とうとう自前になった。


・手洗いに雑巾や足マットを持ち込んで、セッセと洗濯している輩も居る。自分の部屋の水道代の節約なのだろうが、「UR都市機構(公団)が無審査・無条件で誰でも入居させる」ようになってから、住民のモラルは一挙に下がった。


・私の『愛知県がんセンター』行きの新大阪までの〔お迎えタクシー〕は、その公衆便所の近くに停まってくれる。本日の待ち合わせは12時45分。私はいつも5分前に行くから、タクシー会社もいつも早く来てくれている。出掛ける準備は出来たので、その間に一筆啓上。


・『北』の〔金正恩〕の、『南』の〔文在寅〕の嫌い方じゃ尋常では無い。これはもう、「国家間の駆け引き」ってより、「人間的に合わない」のでは無いか?最近そう思えて仕方がない!


・YAHOOニュース から、デイリーNKジャパン編集長・高英起氏 の記事を以下。


・「【衰弱・文在寅政権に金正恩氏が見舞う『トドメ』の一撃】高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト) 10/15(火) 11:09」


・「北朝鮮・平壌の『金日成競技場』で15日午後5時半から、2022年サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選の『北朝鮮―韓国戦』が行われる。韓国のサッカー男子代表の平壌遠征は1990年の親善試合以来、29年ぶりとなる」

・「しかし、サッカー韓国代表戦の名物とも言える熱狂的な応援団『レッド・デビル』の北朝鮮訪問は認められず、韓国へのテレビ中継も行われない」

・「大韓サッカー協会は『アジアサッカー連盟(AFC)』を通じて、記者団と応援団の派遣、テレビ中継を認めるよう要請した。しかし、北朝鮮側からの回答は、選手団を除く人員の入国許可はサッカー協会が決められないとのものだった。韓国政府も北朝鮮側に応援団やテレビ中継などを打診したが、北朝鮮は最後までこれを『黙殺』したもようだ」

・「2月下旬のベトナム・ハノイでの『米朝首脳会談が決裂して以降』、北朝鮮は韓国の文在寅政権を突き放しており、W杯予選までもがそのあおりを食った形だ。民間交流案件までがこのように扱われるのだから、北朝鮮の『韓国はずし』は実に徹底している」

・「側近である〔チョ・グク法相〕の辞任で窮地に追いやられた文在寅政権は、看板政策である『南北対話』がこの有様であることに、いっそう危機感を深めているはずだ」


・「先日の米朝実務協議で北朝鮮の非核化に向けた進展があれば、米国の了解の下に北朝鮮がのぞむ南北経済協力に踏み出し、現状を打開したいとの思いが文在寅政権にはあった。それがかなわなかった以上、文在寅政権が能動的に動ける機会はしばらく訪れそうにない」


・「ただ北朝鮮は、文在寅政権を非難しながらも、その政敵である野党・自由韓国党にも激しい攻撃を浴びせている。北朝鮮としては、保守派の自由韓国党が政権を取るよりも、文在寅氏と与党・共に民主党に政権を維持させておく方が、『やりやすい状況』であるのは間違いない」

・「それでもなお文在寅政権に対する非難が続くならば、これはもう、〈金正恩党委員長が何らかの理由から、同政権の終焉を願っている〉としか思えない。果たして金正恩氏は、文在寅氏に救いの手を差し伸べるのか。あるいはいっそう冷たく突き放すことで、『トドメ』をさそうとするのだろうか」・・・

(15日・16日と愛知県がんセンターです)

2015年10月13日
(15日・16日と愛知県がんセンターです)


・今日15日は、血液検査のあと〔腹部〕〔胸部〕のCT撮影です。私の肝臓は分厚い脂肪肝に覆われて、MRIでければ映りません。エコーも、25回も抗がん剤で空爆?したので肝臓表面が痣になっていて、乱反射して使えません・だから本日のCTは、「胃がんが浸潤して外にでていないか?別のがんが生まれてないか?の検査です。


・一泊して、16日はいつもの放射性診断部・山浦ドクター、胃腸外科:伊藤ドクターの他、初めての血液内科も回ります。慢性貧血画が長いんで相談に行きます。突然『急性骨髄性白血病!』というまさかの事態は起きないでしょうから、フラリと寄ってみます。


・そんなことでブログ再開は、17日(木)からになります。


《愛知県がんセンター中央病院》

Photo_20191015004801

(曹国法務長官が突然の辞任 それでも残るクーデター、戒厳令の可能性)

2019年10月15日
2019年10月15日
(曹国法務長官が突然の辞任 それでも残るクーデター、戒厳令の可能性)


https://news.livedoor.com/topics/detail/17231761/


・いや、私の読みでは、〔チョグク法務長官〕の辞任くらいで丸くは収まらないだろう。右派も左派も、代議員制の国会で、スッタモンダ」やる」より、街頭へ出て「敵は30万人、こちらは50万人」と、昔の山賊やヤクザから、レベルがあがっていないのだ。


・『戒厳令の線』だって大いに有る。私はこの国は、定期的に『軍事政権でなければやって行けない未熟な国だ」と思っている。いいではないか戒厳令! 財閥企業は次々と今の内に拠点を海外に移転した方がええぞ!サムスン電子なんざ、〔孫正義氏〕の傘下に入れ。面白い5G製品が生まれるぞ!


・アイブドアトピックス から、デイリー新潮 の記事を以下。


・「【曹国法務長官が突然の辞任 それでも残るクーデター、戒厳令の可能性】デイリー新潮 2019年10月14日 19時0分」


・「韓国の曹国(チョ・グク)法務部長官が10月14日、辞意を表明した。就任35日目、家族の不正に検察の捜査の手が入る中での辞任だった。背景を韓国観察者の鈴置高史氏が読み解く」


■国会ではなく〔街頭〕で争う左右


――突然の辞任でした。


・鈴置: 「〔文在寅(ムン・ジェイン)政権〕を追い詰めたのは、国民の多くを味方に付けた保守の大集会・デモでした。決め手となったのは、開天節(建国記念日)の10月3日、数十万人が集まって『曹国逮捕』『文在寅退陣』を要求した集会・デモです」


・「何があっても政権を批判する保守的な人々に加え、政治色の薄い『普通の人』も参加したのです(「『反文在寅』数十万人デモに“普通の人”が参加 『米国に見捨てられる』恐怖が後押し」)。これが効きました。辞任の理由として、文在寅大統領は『国民の間に大きな葛藤を引き起こしたことを申し訳なく思う』と語っています」


■突如、辞意を表明(青瓦台HPより)


――文在寅政権にはデモなど無視する手もあった。


鈴置: 「確かにそうです。実際、10月3日の大デモの後にも、〔曹国法務部長官〕を切る動きは表面化しませんでした。それが今になって辞任させたのは、クーデターの恐怖が高まったこともあったと思います」


――クーデターですか?


鈴置: 「保守派の大型集会・デモに対抗し、左派も集会・デモを繰り出しました。〈国会ではなく、街頭を舞台に力比べが始まったのです〉。それを見た韓国メディアは『代議制民主主義が崩壊する』と悲鳴をあげました。韓国では国論が分裂して議会では収拾がつかなくなり、左右が街頭での勝負に賭けた時、クーデターが起きているからです」


・「警告を真っ先に発したのは『韓国経済新聞』でした。社説『極度の国論分裂…国民を街頭に追いたてた政治、誰の責任か』(10月3日、韓国語版)のポイントを翻訳します。


〈開天節のソウルは都心の光化門からソウル駅まで12車線の大路が集会参加者で埋め尽くされた。『場外集会としては史上最大』と言われるほどに街頭に集まった人々の主張は『曹国辞退』に集約された。
・5日前(9月28日)に『曹国守護』『政治検察撲滅』を叫ぶ市民が、瑞草洞の検察庁前の道路を占拠したのとあまりにはっきりとした対比となった〉

〈この時も多くて10万余人と推定される人波が、検察庁から教育大学駅までの9車線に足の踏み場もないほど満ちた。法務部長官の進退に対し意見を表明するため、市民らが広場に群れ集まる『街頭政治』という極端な国論分裂を如実に示した〉

〈国民が自分の代理人を選んで国会を構成し、彼らが調整と妥協を通じ国事を決定する、成熟した代議制民主主義が機能しなくなっているとの証拠でもあろう。与野双方が相手を『積幣』『左派独裁』と決めつけ、一寸の譲歩もなく対決する『政治の失踪』が国民を街頭に追いたてているのだ〉


■「キーセン・デモ」の後にクーデター


――韓国人は2016年の朴槿恵(パク・クネ)退陣要求デモを『民主主義の精華』と誇っていたのに……。

鈴置: 「英国名誉革命」、「フランス革命」、「米国独立革命」と並ぶ『世界4大革命の1つ』と自画自賛しています(『米韓同盟消滅』第3章第1節「疾風怒濤の韓国」参照)。多くの韓国人が『安倍政権をデモで引きずり降ろせない日本人は韓国を羨ましがっている』とも信じています。文在寅大統領も海外に出るたびに『韓国革命』を誇ってみせます。褒めてもらったことはあまり、ないようですが」


・「一方、今回の集会・デモは、左右がそれぞれ普通の人を取り込んで参加人数を競う国論分裂型の街頭闘争でした。左派が『腐敗した権力と戦う』と音頭をとって、多くの国民を味方に付けた2016年の集会・デモとは完全に異なるのです」


・「韓国は『クーデターが成功した国』です。1度目は1961年5月16日に〔朴正煕(パク・チョンヒ)少将〕らが敢行した軍事クーデターです。前年の1960年4月19日の四月革命により〔李承晩(イ・スンマン)大統領〕が下野しました」


・「その後、左右から多様な要求が噴出。後継政権の内輪もめもあって、国が混乱に陥りました。そんな中、一部の軍人が国の危機を救うとの名分を掲げて立ち上がったのです。当時、ソウルに住んでいた韓国人から、以下のように聞かされたことがあります。


〈四月革命の後はキーセンまでがデモするほど社会が混乱した。左派の学生が統一を名分に北朝鮮との提携に動きもした。クーデター自体には賛成しない知識人が多かったが『これで混乱が収まる』とほっとする向きもあった〉


■空気は「過去2回」と似ていた


――2回目は?


鈴置: 「このクーデターで政権を握った〔朴正煕大統領〕が、1979年10月26日に暗殺されたのがきっかけとなりました。16年間も続いた、いわゆる『軍事独裁政権』が突然に崩壊したことで、韓国は民主化に湧き『ソウルの春』と呼ばれました」


・「ただ、権力の帰趨も不透明になりました。そこで暗殺事件のどさくさの中、力を溜めていた〔全斗煥(チョン・ドファン)国軍保安司令官〕らが1979年12月12日、不安定な政局を収めると称して粛軍クーデターを敢行、成功しました」


・「韓国経済新聞の社説のどこにも『こんなことやっていたらまた、クーデターが起こるぞ
とは書いてはありません。でも、少し勘のいい韓国人ならそう読むでしょう。〔朴槿恵政権〕が弾劾により倒された。2017年5月から権力を握った左派の〔文在寅政権〕は『積幣清算』――過去の弊害を一挙に正す――を謳い、保守勢力の根絶やしに動きました」


・「〔朴槿恵〕、〔李明博(イ・ミョンバク)〕の前・元大統領に加え、保守政権時代の最高裁長官まで逮捕しました。朴槿恵政権の言いなりに動いたとして検事や軍人を捜査。この中から〔4人の自殺者が出ています。「やられる側」に回った〔保守は当然、死に物狂いで左派政権を倒そう〕とします」


・「〔曹国法務部長官〕の任命問題も本質は左右の権力闘争です。文在寅政権は左派弾圧を担ってきた検察から権力を奪う計画です。さらには新たに設立する『公務員監察組織』を通じ、検察をはじめとする保守勢力に報復すると見られています」


・「この『検察改革』を任されたのが文在寅大統領と近い、法学者の曹国法務部長官でした。検察が自らを指揮する権限を持つ法務部長官の家族の不正事件を捜査し、引きずり降ろそうとする異様な状態に陥ったのも、自分たちが『やられる側』になったからです。左右はどちらかしか生き残れない最終戦争に突入した。その戦いの手法が〈双方の支持者を動員する大衆集会とデモだったのです。過去2回のクーデターの時と似てきていた〉のです」


■メディアが左右対立に油


――そこで韓国経済新聞は社説で『街頭政治を排し、代議制民主主義を守れ』と訴えたのですね。


鈴置: 「そうです。しかし、この社説は逆の結果を生んだ――街頭政治を煽ったのです。『代議制を守れ』と主張すると同時に『それを壊した責任は左派にある』と厳しく非難したからです。先ほどの引用に続く後半の一部を翻訳します。


〈大統領と与党が露骨に『曹国は退陣させず』と宣言した直後に、大規模デモが起きたことにも注目せねばならない。無条件に曹国を守る姿勢なら『問題は大統領』との声がさらに高まるだろう。国民を街頭に追いたてる政治は与野すべての失敗だが、国政を主導する与党により大きな責任があると見なければならぬ〉


・「韓国経済新聞は『代議制民主主義の崩壊』を指摘しましたが、結論は政権批判でした。保守の牙城、朝鮮日報も10月4日の社説『常識を裏切った大統領1人が呼び起こした巨大な怒り』(韓国語版)で『民心を街頭での力の対決に追いやった』と、同様の手口で政府・与党を非難しました」


「すると政府に近い『聯合ニュース』が代議制民主主義の崩壊』」を論じつつ、検察の責任を持ち出しました。政治が消えた『広場』VS『広場』の対決…極度の国論分裂を憂慮』(韓国語版)です。10月4日14時49分になって配信したことから見て、朝鮮日報などへの反撃を狙ったと思われます」


・「この記事は冒頭では『進歩(左派)と保守が競争して数の対決に出れば、分裂の政治を加速する』『与野の指導部が集会やデモを支持層の結束に利用すれば、政治不信を深化し代議制民主主義の危機を生む』などと、中立の立場で政治を憂えていました」


・「しかし『何か政治的な意図があるのではないかと疑われるほどに検察が(曹国法務部長官一家に対し)過度に捜査し、その結果、政治が保守と進歩に分かれて、新たな対決の街頭政治に転落した』との匿名の与党政治家の発言も引用しました。要は『代議制民主主義の危機を呼んだのは保守陣営の検察である』と指弾したのです」


■大統領は広場の声を聞け


――「左右どちらが代議制民主主義を壊したのか」との論争に陥った……。


鈴置: 「その通りです。そして、これが街頭政治に油を注いだ。『責任論』の高まりを背景に、左派の与党は『我々の9月28日の集会には覚醒した国民が自発的に参加した。一方、10月3日の野党の集会は文在寅政権を揺さぶる目的で動員をかけ、人を集めた不純な集会』と決めつけました」


・「その非難に対抗し、保守はハングルの日で休日である10月9日にも大集会を開きました。『動員ではこれだけの参加者は得られない』と見せつけたのです」


・「一方、左派は自らの正当性を訴えるため、10月5日にも集会を開きました。そして左右両派は10月12日に同じ場所、瑞草洞で集会を開きました。両派の衝突を防ぐため、警察は5000人の機動隊員を動員しました。『街頭政治』は激しくなる一方だったのです」


・「『中央日報』も10月7日に社説『国の分裂いつまで…大統領がソロモンの知恵発揮を=韓国』(日本語版)で『政界はむしろ陣営間の争いを煽り、自ら代議民主主義危機を招いている』と、『広場の声』による勝負に警告を発していました」


・ところが、その3日後の同紙は社説『最低支持率を記録した文大統領、広場の叫び声に耳を傾けよ』(10月10日、日本語版)で、見出しにもある通り、『大統領は広場の声を聞け』と主張したのです。大統領は自身の陣営と核心支持層だけ見てはならない。あのように多くの人が叫ぶ広場の叫び声なら、厳重に受け止めるべきだ」


・「『街頭政治は代議制民主主義の破壊だ』などと、左右双方を第3者的に批判する余裕がなくなったのです。『破局』が迫った、との認識からでしょう」


■検察は左翼と戦うのに軍は傍観か?


――破局……クーデターが起こるというのですか、今の韓国で。


鈴置: 「それを期待する人がいるのは確かです。在野保守の指導者の1人、〔趙甲済(チョ・カプチェ)氏〕は9月21日、自身のサイトで『今、検察は左翼と戦っている。国軍は見学だけするというのか?』(韓国語)を書きました。趙甲済氏は『民族反逆者の〔金正恩(キム・ジョンウン)勢力〕と手を組むものも民族反逆者だ」と文在寅政権を非難。そのうえで『今、検察は左翼、腐敗、反憲法、民族反逆者勢力と戦っている。国軍は見学だけするのか?』と呼びかけました」


。「ただ、こうした呼びかけがなされるということは、軍がクーデターに動く公算が低い、との認識の裏返しでもあるわけです。高級軍人もすっかりサラリーマン化して、将官にしてもらえるか、大将・中将で退役できるかに小心翼々。人事権を持つ青瓦台をヒラメのように見上げてばかり、というのが韓国の定説です」


――では、クーデターは起きない?


鈴置: 「『そう見る韓国人が多い』のは事実です。しかし、『起きない』とも断言できません。前の左派政権、〔盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権〕の時、米軍に『クーデターを起こすから支持してくれ』と持ちかけた韓国の軍人がいました。関係者が明かしました」


――それに対し米国の軍人はどう答えたのですか?


鈴置: 「『前の2回はやむなく追認したが今度はもう、許さないぞ』と言ったそうです。そう言われてクーデターをあきらめたのか、元々、それほど本気ではなかったのかは不明ですが、この時は不発に終わりました」


■朴槿恵政権当時も戒厳令に期待


――結局、曹国辞任でクーデターは回避できましたね。


鈴置: とりあえずは。しかし、左右どちらかしか生き残れない戦いが終わったわけではありません。法務部長官の首をとって勢いに乗る保守は、政権への攻勢を強めるのは間違いありません。対立案件は者国問題だけではありません。別のテーマを探して再び街頭に繰り出すでしょう。デモが大成功したという実績を得たのですから」


――文在寅政権はどうやってしのぐのでしょうか?


鈴置: 「もちろん、クーデターの動きには神経を尖らせ続けるでしょう。政権を握るや否や、軍の諜報部門で政治的な行動に出る可能性のある『機務司令部』を解体したのもそのためです。今後、再びクーデターが噂されるほどに社会が混乱したら、戒厳令を敷いてデモを抑える手もありますし」


――戒厳令ですか!


鈴置: 「盛り上がる反政府デモを前に、青瓦台(大統領府)は曹国を辞任させるか、戒厳令を敷くか、との選択肢で考えたと思います。2016年秋に朴槿恵弾劾デモが盛り上がった際『戒厳令を布告して運動を抑え込もう』と主張した人がいました。いまだに『あの時に戒厳令という奥の手を繰り出しておけば、弾劾もなかった』と、残念がる保守も多い」


・「機務司令部を解体したのも、この組織が戒厳令を検討したと文在寅政権が疑ったからです。今は政権を握った左派が『自分たちも奥の手を』と考えても、不思議はないのです」・・・


鈴置高史(すずおき・たかぶみ)
韓国観察者。1954年(昭和29年)愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。日本経済新聞社でソウル、香港特派員、経済解説部長などを歴任。95~96年にハーバード大学国際問題研究所で研究員、2006年にイースト・ウエスト・センター(ハワイ)でジェファーソン・プログラム・フェローを務める。18年3月に退社。著書に『米韓同盟消滅』(新潮新書)、近未来小説『朝鮮半島201Z年』(日本経済新聞出版社)など。2002年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。 ※週刊新潮WEB取材班編集

https://news.livedoor.com/topics/detail/17231761/


・いや、私の読みでは、〔チョグク法務長官〕の辞任くらいで丸くは収まらないだろう。右派も左派も、代議員制の国会で、スッタモンダ」やる」より、街頭へ出て「敵は30万人、こちらは50万人」と、昔の山賊やヤクザから、レベルがあがっていないのだ。


・『戒厳令の線』だって大いに有る。私はこの国は、定期的に『軍事政権でなければやって行けない未熟な国だ」と思っている。いいではないか戒厳令! 財閥企業は次々と今の内に拠点を海外に移転した方がええぞ!サムスン電子なんざ、〔孫正義氏〕の傘下に入れ。面白い5G製品が生まれるぞ!


・アイブドアトピックス から、デイリー新潮 の記事を以下。


・「【曹国法務長官が突然の辞任 それでも残るクーデター、戒厳令の可能性】デイリー新潮 2019年10月14日 19時0分」


・「韓国の曹国(チョ・グク)法務部長官が10月14日、辞意を表明した。就任35日目、家族の不正に検察の捜査の手が入る中での辞任だった。背景を韓国観察者の鈴置高史氏が読み解く」


■国会ではなく〔街頭〕で争う左右


――突然の辞任でした。


・鈴置: 「〔文在寅(ムン・ジェイン)政権〕を追い詰めたのは、国民の多くを味方に付けた保守の大集会・デモでした。決め手となったのは、開天節(建国記念日)の10月3日、数十万人が集まって『曹国逮捕』『文在寅退陣』を要求した集会・デモです」


・「何があっても政権を批判する保守的な人々に加え、政治色の薄い『普通の人』も参加したのです(「『反文在寅』数十万人デモに“普通の人”が参加 『米国に見捨てられる』恐怖が後押し」)。これが効きました。辞任の理由として、文在寅大統領は『国民の間に大きな葛藤を引き起こしたことを申し訳なく思う』と語っています」


■突如、辞意を表明(青瓦台HPより)


――文在寅政権にはデモなど無視する手もあった。


鈴置: 「確かにそうです。実際、10月3日の大デモの後にも、〔曹国法務部長官〕を切る動きは表面化しませんでした。それが今になって辞任させたのは、クーデターの恐怖が高まったこともあったと思います」


――クーデターですか?


鈴置: 「保守派の大型集会・デモに対抗し、左派も集会・デモを繰り出しました。〈国会ではなく、街頭を舞台に力比べが始まったのです〉。それを見た韓国メディアは『代議制民主主義が崩壊する』と悲鳴をあげました。韓国では国論が分裂して議会では収拾がつかなくなり、左右が街頭での勝負に賭けた時、クーデターが起きているからです」


・「警告を真っ先に発したのは『韓国経済新聞』でした。社説『極度の国論分裂…国民を街頭に追いたてた政治、誰の責任か』(10月3日、韓国語版)のポイントを翻訳します。


〈開天節のソウルは都心の光化門からソウル駅まで12車線の大路が集会参加者で埋め尽くされた。『場外集会としては史上最大』と言われるほどに街頭に集まった人々の主張は『曹国辞退』に集約された。
・5日前(9月28日)に『曹国守護』『政治検察撲滅』を叫ぶ市民が、瑞草洞の検察庁前の道路を占拠したのとあまりにはっきりとした対比となった〉

〈この時も多くて10万余人と推定される人波が、検察庁から教育大学駅までの9車線に足の踏み場もないほど満ちた。法務部長官の進退に対し意見を表明するため、市民らが広場に群れ集まる『街頭政治』という極端な国論分裂を如実に示した〉

〈国民が自分の代理人を選んで国会を構成し、彼らが調整と妥協を通じ国事を決定する、成熟した代議制民主主義が機能しなくなっているとの証拠でもあろう。与野双方が相手を『積幣』『左派独裁』と決めつけ、一寸の譲歩もなく対決する『政治の失踪』が国民を街頭に追いたてているのだ〉


■「キーセン・デモ」の後にクーデター


――韓国人は2016年の朴槿恵(パク・クネ)退陣要求デモを『民主主義の精華』と誇っていたのに……。

鈴置: 「英国名誉革命」、「フランス革命」、「米国独立革命」と並ぶ『世界4大革命の1つ』と自画自賛しています(『米韓同盟消滅』第3章第1節「疾風怒濤の韓国」参照)。多くの韓国人が『安倍政権をデモで引きずり降ろせない日本人は韓国を羨ましがっている』とも信じています。文在寅大統領も海外に出るたびに『韓国革命』を誇ってみせます。褒めてもらったことはあまり、ないようですが」


・「一方、今回の集会・デモは、左右がそれぞれ普通の人を取り込んで参加人数を競う国論分裂型の街頭闘争でした。左派が『腐敗した権力と戦う』と音頭をとって、多くの国民を味方に付けた2016年の集会・デモとは完全に異なるのです」


・「韓国は『クーデターが成功した国』です。1度目は1961年5月16日に〔朴正煕(パク・チョンヒ)少将〕らが敢行した軍事クーデターです。前年の1960年4月19日の四月革命により〔李承晩(イ・スンマン)大統領〕が下野しました」


・「その後、左右から多様な要求が噴出。後継政権の内輪もめもあって、国が混乱に陥りました。そんな中、一部の軍人が国の危機を救うとの名分を掲げて立ち上がったのです。当時、ソウルに住んでいた韓国人から、以下のように聞かされたことがあります。


〈四月革命の後はキーセンまでがデモするほど社会が混乱した。左派の学生が統一を名分に北朝鮮との提携に動きもした。クーデター自体には賛成しない知識人が多かったが『これで混乱が収まる』とほっとする向きもあった〉


■空気は「過去2回」と似ていた


――2回目は?


鈴置: 「このクーデターで政権を握った〔朴正煕大統領〕が、1979年10月26日に暗殺されたのがきっかけとなりました。16年間も続いた、いわゆる『軍事独裁政権』が突然に崩壊したことで、韓国は民主化に湧き『ソウルの春』と呼ばれました」


・「ただ、権力の帰趨も不透明になりました。そこで暗殺事件のどさくさの中、力を溜めていた〔全斗煥(チョン・ドファン)国軍保安司令官〕らが1979年12月12日、不安定な政局を収めると称して粛軍クーデターを敢行、成功しました」


・「韓国経済新聞の社説のどこにも『こんなことやっていたらまた、クーデターが起こるぞ
とは書いてはありません。でも、少し勘のいい韓国人ならそう読むでしょう。〔朴槿恵政権〕が弾劾により倒された。2017年5月から権力を握った左派の〔文在寅政権〕は『積幣清算』――過去の弊害を一挙に正す――を謳い、保守勢力の根絶やしに動きました」


・「〔朴槿恵〕、〔李明博(イ・ミョンバク)〕の前・元大統領に加え、保守政権時代の最高裁長官まで逮捕しました。朴槿恵政権の言いなりに動いたとして検事や軍人を捜査。この中から〔4人の自殺者が出ています。「やられる側」に回った〔保守は当然、死に物狂いで左派政権を倒そう〕とします」


・「〔曹国法務部長官〕の任命問題も本質は左右の権力闘争です。文在寅政権は左派弾圧を担ってきた検察から権力を奪う計画です。さらには新たに設立する『公務員監察組織』を通じ、検察をはじめとする保守勢力に報復すると見られています」


・「この『検察改革』を任されたのが文在寅大統領と近い、法学者の曹国法務部長官でした。検察が自らを指揮する権限を持つ法務部長官の家族の不正事件を捜査し、引きずり降ろそうとする異様な状態に陥ったのも、自分たちが『やられる側』になったからです。左右はどちらかしか生き残れない最終戦争に突入した。その戦いの手法が〈双方の支持者を動員する大衆集会とデモだったのです。過去2回のクーデターの時と似てきていた〉のです」


■メディアが左右対立に油


――そこで韓国経済新聞は社説で『街頭政治を排し、代議制民主主義を守れ』と訴えたのですね。


鈴置: 「そうです。しかし、この社説は逆の結果を生んだ――街頭政治を煽ったのです。『代議制を守れ』と主張すると同時に『それを壊した責任は左派にある』と厳しく非難したからです。先ほどの引用に続く後半の一部を翻訳します。


〈大統領と与党が露骨に『曹国は退陣させず』と宣言した直後に、大規模デモが起きたことにも注目せねばならない。無条件に曹国を守る姿勢なら『問題は大統領』との声がさらに高まるだろう。国民を街頭に追いたてる政治は与野すべての失敗だが、国政を主導する与党により大きな責任があると見なければならぬ〉


・「韓国経済新聞は『代議制民主主義の崩壊』を指摘しましたが、結論は政権批判でした。保守の牙城、朝鮮日報も10月4日の社説『常識を裏切った大統領1人が呼び起こした巨大な怒り』(韓国語版)で『民心を街頭での力の対決に追いやった』と、同様の手口で政府・与党を非難しました」


「すると政府に近い『聯合ニュース』が代議制民主主義の崩壊』」を論じつつ、検察の責任を持ち出しました。政治が消えた『広場』VS『広場』の対決…極度の国論分裂を憂慮』(韓国語版)です。10月4日14時49分になって配信したことから見て、朝鮮日報などへの反撃を狙ったと思われます」


・「この記事は冒頭では『進歩(左派)と保守が競争して数の対決に出れば、分裂の政治を加速する』『与野の指導部が集会やデモを支持層の結束に利用すれば、政治不信を深化し代議制民主主義の危機を生む』などと、中立の立場で政治を憂えていました」


・「しかし『何か政治的な意図があるのではないかと疑われるほどに検察が(曹国法務部長官一家に対し)過度に捜査し、その結果、政治が保守と進歩に分かれて、新たな対決の街頭政治に転落した』との匿名の与党政治家の発言も引用しました。要は『代議制民主主義の危機を呼んだのは保守陣営の検察である』と指弾したのです」


■大統領は広場の声を聞け


――「左右どちらが代議制民主主義を壊したのか」との論争に陥った……。


鈴置: 「その通りです。そして、これが街頭政治に油を注いだ。『責任論』の高まりを背景に、左派の与党は『我々の9月28日の集会には覚醒した国民が自発的に参加した。一方、10月3日の野党の集会は文在寅政権を揺さぶる目的で動員をかけ、人を集めた不純な集会』と決めつけました」


・「その非難に対抗し、保守はハングルの日で休日である10月9日にも大集会を開きました。『動員ではこれだけの参加者は得られない』と見せつけたのです」


・「一方、左派は自らの正当性を訴えるため、10月5日にも集会を開きました。そして左右両派は10月12日に同じ場所、瑞草洞で集会を開きました。両派の衝突を防ぐため、警察は5000人の機動隊員を動員しました。『街頭政治』は激しくなる一方だったのです」


・「『中央日報』も10月7日に社説『国の分裂いつまで…大統領がソロモンの知恵発揮を=韓国』(日本語版)で『政界はむしろ陣営間の争いを煽り、自ら代議民主主義危機を招いている』と、『広場の声』による勝負に警告を発していました」


・ところが、その3日後の同紙は社説『最低支持率を記録した文大統領、広場の叫び声に耳を傾けよ』(10月10日、日本語版)で、見出しにもある通り、『大統領は広場の声を聞け』と主張したのです。大統領は自身の陣営と核心支持層だけ見てはならない。あのように多くの人が叫ぶ広場の叫び声なら、厳重に受け止めるべきだ」


・「『街頭政治は代議制民主主義の破壊だ』などと、左右双方を第3者的に批判する余裕がなくなったのです。『破局』が迫った、との認識からでしょう」


■検察は左翼と戦うのに軍は傍観か?


――破局……クーデターが起こるというのですか、今の韓国で。


鈴置: 「それを期待する人がいるのは確かです。在野保守の指導者の1人、〔趙甲済(チョ・カプチェ)氏〕は9月21日、自身のサイトで『今、検察は左翼と戦っている。国軍は見学だけするというのか?』(韓国語)を書きました。趙甲済氏は『民族反逆者の〔金正恩(キム・ジョンウン)勢力〕と手を組むものも民族反逆者だ」と文在寅政権を非難。そのうえで『今、検察は左翼、腐敗、反憲法、民族反逆者勢力と戦っている。国軍は見学だけするのか?』と呼びかけました」


。「ただ、こうした呼びかけがなされるということは、軍がクーデターに動く公算が低い、との認識の裏返しでもあるわけです。高級軍人もすっかりサラリーマン化して、将官にしてもらえるか、大将・中将で退役できるかに小心翼々。人事権を持つ青瓦台をヒラメのように見上げてばかり、というのが韓国の定説です」


――では、クーデターは起きない?


鈴置: 「『そう見る韓国人が多い』のは事実です。しかし、『起きない』とも断言できません。前の左派政権、〔盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権〕の時、米軍に『クーデターを起こすから支持してくれ』と持ちかけた韓国の軍人がいました。関係者が明かしました」


――それに対し米国の軍人はどう答えたのですか?


鈴置: 「『前の2回はやむなく追認したが今度はもう、許さないぞ』と言ったそうです。そう言われてクーデターをあきらめたのか、元々、それほど本気ではなかったのかは不明ですが、この時は不発に終わりました」


■朴槿恵政権当時も戒厳令に期待


――結局、曹国辞任でクーデターは回避できましたね。


鈴置: とりあえずは。しかし、左右どちらかしか生き残れない戦いが終わったわけではありません。法務部長官の首をとって勢いに乗る保守は、政権への攻勢を強めるのは間違いありません。対立案件は者国問題だけではありません。別のテーマを探して再び街頭に繰り出すでしょう。デモが大成功したという実績を得たのですから」


――文在寅政権はどうやってしのぐのでしょうか?


鈴置: 「もちろん、クーデターの動きには神経を尖らせ続けるでしょう。政権を握るや否や、軍の諜報部門で政治的な行動に出る可能性のある『機務司令部』を解体したのもそのためです。今後、再びクーデターが噂されるほどに社会が混乱したら、戒厳令を敷いてデモを抑える手もありますし」


――戒厳令ですか!


鈴置: 「盛り上がる反政府デモを前に、青瓦台(大統領府)は曹国を辞任させるか、戒厳令を敷くか、との選択肢で考えたと思います。2016年秋に朴槿恵弾劾デモが盛り上がった際『戒厳令を布告して運動を抑え込もう』と主張した人がいました。いまだに『あの時に戒厳令という奥の手を繰り出しておけば、弾劾もなかった』と、残念がる保守も多い」


・「機務司令部を解体したのも、この組織が戒厳令を検討したと文在寅政権が疑ったからです。今は政権を握った左派が『自分たちも奥の手を』と考えても、不思議はないのです」・・・


鈴置高史(すずおき・たかぶみ)
韓国観察者。1954年(昭和29年)愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。日本経済新聞社でソウル、香港特派員、経済解説部長などを歴任。95~96年にハーバード大学国際問題研究所で研究員、2006年にイースト・ウエスト・センター(ハワイ)でジェファーソン・プログラム・フェローを務める。18年3月に退社。著書に『米韓同盟消滅』(新潮新書)、近未来小説『朝鮮半島201Z年』(日本経済新聞出版社)など。2002年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。 ※週刊新潮WEB取材班編集

(花道:『日本Vs.スコットランド戦』ノーサイド)

2019年10月14日
(花道:『日本Vs.スコットランド戦』ノーサイド)


https://www.sankei.com/sports/news/191014/spo1910140008-n1.html


・この写真は、「敢闘空しく」敗れて、無口・涙目で帰ろうとする『スコットランドチーム』に、『日本代表』が両脇に立って「花道」を作り、『スコットランドチーム』に通って貰って賞賛の拍手で送った「お返し」の写真だ。


・誇り高き『スコットランドチーム』は、お返しに直ぐ自らも花道を作り、『日本代表』に通って貰ったのだ。「試合が済めばノーサイド!」・・・ラグビー精神は、様々なことを改めて教えてくれる。


・産経ニュース から、記事を以下。


・「【[ラグビーW杯]スコットランドは4年前の再現ならず、レイドロー『日本が素晴らしかった』】産経ニュース 2019.10.14 10:16」


・「スコットランドが日本に返り討ちにされた。〔45-10〕で圧勝して日本を1次リーグ敗退に追い込んでから4年。〔タウンゼンド監督〕は『一生懸命にやってきたのに残念だ』と失望感を隠せなかった」


・「意地はみせた。後半開始直後に4本目のトライを許して21点差をつけられてもあきらめない。前半の一方的な劣勢が嘘のように後半9分、14分に連続トライを奪って猛追。その後も奮闘したが、あと一歩及ばなかった」


・「4日前のロシア戦で主力を温存し、8強入りに向け最善の準備をしてきた。台風19号の影響で試合の実施が危ぶまれたが、ピッチに立つこともできた。しかし、結果は出せず、ゲーム主将の〔SHレイドロー〕は『高い質を持っている日本が素晴らしいプレーをした』と潔く敗北を受け入れていた。(奥山次郎)


《スコットランド代表との試合を終え、健闘を称え合うリーチ・マイケル(先頭ら)日本代表フィフティーン=13日、日産スタジアム(桐山弘太撮影)》

Photo_20191014160301


(真の国土強靱化に全力を)

2019年10月14日
(真の国土強靱化に全力を)


https://www.sankei.com/column/news/191014/clm1910140003-n1.html


・山間の僻村に住む方々の「故郷を思う」気持ちは分るが、これからは「災害を念頭に置いての住居選び」が大切である。大阪は河川が入り組んでいる『水都』だが、目立たぬようにコツコツと『スーパー堤防造り』が進められて長い。


・『スーパー堤防』とはひと言で言えば『高台造り』で、「住居を堤防で守る」発想ではなく、「幅の広い高台の上に町を置く」発想である。東北の津波の被災地には、この『スーパー堤防』が盛んに造られている。町の景色も一変してしまうが、「身の安全」の為には止むを得ないか?


・産経ニュース・[主張] から、記事を以下。


・「【[主張]台風19号 真の国土強靱化に全力を」産経ニュース 2019.10.14 05:00」


・「大型で強い台風19号は日本列島の広範囲に強風を吹かせ、大雨を降らせた。千曲川や多摩川といった1級河川などが氾濫し、濁流で民家や周辺道路が冠水した。多くの死傷者や行方不明者も出ている。洪水で孤立したままの住民の姿もある。まず救命、救出活動や復旧作業に全力を尽くしてほしい」


・「千葉県内などに大きな被害をもたらした台風15号の復旧作業さえ進まぬ中での被災である。毎年のように雨風による被災が続いており、改めて自然の猛威の恐ろしさを知る。明らかに台風の大型化、凶暴化は進んでおり、被害は深刻化している。この傾向は今後も続くのだろう」


・「国や自治体は、これに対処すべく、河川の管理を含む真の国土強靱(きょうじん)化を急がなくてはならない。企業や学校もそれぞれの備えに万全を期し、各家庭も居住地の特性を把握し、平素から災害への対応を話し合っておく必要がある」


・「台風19号で気象庁は9日、いち早く会見を開き『最大級の警戒』を呼びかけていた。接近、上陸に伴っては、広範囲な自治体に向けて大雨特別警報を発表した。大雨・洪水の警戒レベルで最高の5に相当し、最大級の避難を求めたものである」


・「多くの自治体は避難所の開設を早め、職員らが対応にあたった。十分ではないが、過去の教訓は徐々に生かされている。鉄道をはじめとする交通機関はいち早く計画運休を発表し、混乱を最小限に抑えた。ただしこれは、通勤通学客が少ない週末だったためでもある」


・「平日の混乱を防ぐためには、交通事業者任せではなく企業や学校が計画休業、計画休校で協力する必要がある。それが社員や顧客、生徒を守ることにもつながる。安全重視こそが時代に求められた課題である」


・「週末の多くのイベントも早めに中止の決定が下された。開催中の『ラグビーのワールドカップ』も、〔3試合が中止〕となった。岩手県の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで行われるはずだった『ナミビア-カナダ戦』がその一つである」


・「東日本大震災で被災し、復興の夢を背負って新設された競技場の晴れ舞台に、ボランティアを含む多くの市民が努力を重ねてきた。中止の決定はやむを得ないが、ラグビー界は何らかの代案を練り、釜石の思いに応えてほしい」・・・


(解説)ラグビーW杯は、粛々とスケジュールをこなしているので、これとは別(期間中でも良いが)に釜石のファンと市が「選手の旅費・宿泊代」を募り、幻となった『ナミビア-カナダ戦』を復元すれば良いではないか?

(文が検察と取引したな?:チョ法相辞任)

2019年10月14日
(文が検察と取引したな?:チョ法相辞任)


https://www.sankei.com/world/news/191014/wor1910140011-n1.html


・『南』の検察は「権力を持ち過ぎている」と国民の間にも不満が広がっている。〔文在寅〕の「トマトみたいに中まで真っ赤」(橋下ハッチャクが言っていたと、私の〔広島の先輩〕が教えてくださった)な共産化の盟友:〔チョ・グク〕を法相に持って来たのは悪手だったな。


・ただ「これ以上、チョグクとその一族を追い詰めるな」くらいのディールは、〔文〕と検察の間には有ったのだろう。〔文〕にとってこれが「蜥蜴の尻尾切り」で終わるのか、はたまた「右腕を斬り落とされた程の重傷なのか」知らないが、〔文〕もシブトイ。


・産経ニュース から、記事を以下。


「【韓国の〔チョ・グク法相〕が辞任】産経ニュース 2019/10/14」


・「【ソウル支局】韓国の〔チョ・グク法相〕は14日、法相を辞任すると表明した。ロイター通信などが伝えた」


・「チョ氏をめぐっては、親族が運営してきた学校法人をめぐる不正疑惑などで、ソウル中央地検が捜査を進めていた。辞任の理由について、チョ氏は『これ以上、私の家族のことで〔文在寅(ムン・ジェイン)大統領〕と政府に負担を掛けてはいけないと判断した』と説明しているという」・・・

(文在寅政権は必ず倒れるこれだけの理由)

2019年10月14日
(文在寅政権は必ず倒れるこれだけの理由)


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191014-00014708-bunshun-int


・うんざりする程長い記事である。しっかしま、〈韓国軍の元陸軍中将の〔申源湜(シン・ウォンシク=61)氏〕〉が切々と我ら日本人に語りかけているので、無碍には出来ない。


・氏が語りかけている主旨は、以下である。

〈1980年代の学生運動の残滓が、1990年代になると、『民主化人士』と呼ばれ、社会の様々な領域に散らばって『陣地』を作った、いま、この世代が韓国社会のなかで権力を持つ世代になっている。彼らが文在寅を大統領に担いだ〉


〈文在寅は社会主義を目指した曺国(チョ・グク)と共に、韓国を破壊し、共産主義国家をつくろうとしている。つまり、曺国が『枝』なら、それを操っているのが文在寅という『木』の幹。そして、さらに辿ると『根元』に金正恩がいる〉


〈今、国は『2つの韓国』に分れている。ひとつは、日本との友好関係を築き、同じ自由民主主義という価値観を信じて市場経済で発展してきた『これまでの韓国』。もうひとつは、韓国国旗を掲げながら、実態は北朝鮮化する『文在寅の韓国』だ〉


〈文政権は必ず倒れる。理由は ①経済失敗、②国民の『北』への忌避感、③文政権は嘘が多く、反道徳的。④文在寅の正体が、世界にバレて孤立が始まっている〉


〈文在寅政権が倒れれば、また日本やアメリカと同じ価値観にたつ、これまでの韓国が戻って来る。大多数の国民は元の韓国に戻すべく頑張っている。もう少しの間、愛情を持って待っていて欲しい〉


・YAHOOニュース から、文春オンライン の記事を以下。


・「【『本質は韓国の共産化』文在寅を暴走させた社会に潜む学生運動家、〔チョ・グク〕は枝、根本は…… 〔元韓国陸軍中将〕インタビュー】文春オンライン 10/14(月) 11:00配信」


・「『曺国(チョ・グク)はこの国に巣くう悪魔でしょう? 文在寅もそうでしょう? さらに真の悪魔がいます。 金正恩です!』・・・韓国の保守系の集会としては史上最大となった10月3日の『反・文在寅』デモ。会場となった光化門広場に設置された壇上で、数十万人のデモ参加者を強い口調で鼓舞したのが、韓国軍の元陸軍中将の〔申源湜(シン・ウォンシク=61)氏〕だ」

・「韓国軍で、大統領の信頼が厚い人物が任命される首都防衛司令官や、実質的な軍No.2ともいわれる合同参謀本部次長などの要職を歴任した実力者で、2016年の退役後は、国政選挙にも出馬した経験も持つ。現在は高麗大学研究教授や最大野党・自由韓国党の南北軍事合意検証特別委員会委員を務める」


・「いま『反・文在寅』の急先鋒として存在感の増している人物だ。『週刊文春デジタル』取材班は、いまだデモの熱気が冷めやらぬソウル市内で申氏に話を聞いた」


◆◆◆


・「『韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄』の一報を受け、私は文在寅大統領の異常な決断に、『これは文在寅が敷いた、韓米同盟破壊へのハイウェイだ』と強い危機感を覚えました」


・「GSOMIAには、膨張する中国に軍事的に対抗する『韓米日三カ国同盟』を実現するための第一歩という意味合いがありました。これを韓国の側から破棄してしまったことになります。アメリカとの距離が広がる中、韓国国内では資本主義陣営と社会主義陣営に分かれて戦った朝鮮戦争と全く同じ構図が生まれている。朝鮮戦争の“リターンマッチ”が行われようとしている。私にはそう見えるのです」


■韓国がGSOMIA破棄で受けたダメージ

・「韓国軍にいた一人として、GSOMIA破棄で韓国は軍事的に大きな損害を受けたといえます。GSOMIA破棄で影響を受けるのは、なにより韓国です。それは韓国が、日本よりもずっと多くの恩恵をGSOMIAによって受けてきたからです」.

・「少し詳しく解説しましょう。軍事情報は、大きく3つに分類できます。まず、〈1つ目が映像や動画、写真の情報〉。2つ目が、〈信号や通信の情報〉。3番目が、〈人間を通じた情報、いわゆるヒューミント〉です」


・「この中で唯一、韓国が優れていると言われていたのがヒューミントでしたが、〈親北路線だった〔金大中大統領時代〕に、〈この人的情報網が破壊〉されてしまい、いまでは即時に北朝鮮の情報を集めることが難しくなっている。ですから、韓国から日本に提供できる情報はほとんどありません」


・「一方、映像などの情報については日本が優れており、信号や通信分野は韓日が同水準だと言われていました。韓日が直面するミサイルの射程や着弾についての情報は、初期の段階では衛星からの画像で伝えられます。韓国には軍事的に使える衛星がないので、日本かアメリカから提供してもらうしかない。また、日本はレーダーの情報も8隻ある日本のイージス艦や、地上のレーダーなど多様な情報収集網を持っています」


・「2016年11月にGSOMIAを結ぶ前は、韓国はアメリカを仲介して日本の情報を提供してもらっていました。しかしアメリカから『韓日で直接情報を共有してほしい』という要請があり、GSOMIA締結に至った経緯があります。それゆえに、韓国がGSOMIAを破棄することは、自国で得られない情報を、自ら捨ててしまう行為だったのです。いまや韓国は情報がない暗闇の中で戦っているような状況です」


■異常な判断に従うしかない韓国軍

・「この文在寅政権の異常な決断にもかかわらず、現役の軍人は表立って批判できません。〔鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官〕が国会で、『GSOMIA破棄で一番利益を受けるのは北朝鮮、ロシアだ』と答えるのが精いっぱいでした」


・「思い起こせば、2018年12月、日本の自衛隊のP1哨戒機に韓国の駆逐艦が火器管制レーダーを照射した事件の際もそうでした。レーダー照射を受けたという日本側の主張が個人的には正しいと思いますが、あのときと同様に、〈現場の軍人は政権の意向に逆らえない状態〉にあるのです」


・「政権から距離をとる有志の退役軍人たちは、今回のGSOMIA破棄が俎上に上がった8月7日、文在寅政権を強く批難する声明を、あえて日本語でも発表しました。


〈中国がロシアと北朝鮮との軍事的結束を背にして周辺国を圧迫する新冷戦時代にGSOMIAは、韓日安全保障協力の架け橋で、韓米日三角安保の土台〉

〈安保危機状況で、これと言った方策もなく"竹槍論"で国民を扇動してGSOMIAの破棄まで考慮することは国政の失敗を国民に転嫁する恥ずべき行為だ〉

〈文在寅政権の無責任な反日扇動は、国民の経済的苦痛を加重させるだけでなく、私たちの生存の重要な軸である韓米日安保協力を破壊する致命的な失策だ〉


現役の韓国軍幹部も公には言えませんが、GSOMIA破棄は間違っていると思っているでしょう」


■日本批判は「アメリカ離れ」するため

・「いま日本との関係が緊迫しているのは、もちろん〔安倍晋三首相〕が日本国内の政治に利用している面もあるでしょうし、日本人が右傾化しているという問題があることも知っています。ですから、日本にも責任の一部はあるのでしょうが、文在寅政権の問題の方がより大きいと思います」


・「文在寅政権は、北朝鮮と連携することを目的とした異常な政府です。つまり、日本との関係を悪化させているのも、北朝鮮との関係のためです」


・「どういうことかと言えば、韓日関係の先にある、『韓米同盟を破棄』するための“渡り石”として韓日関係の悪化を利用しているに過ぎない。自由民主主義に基づいた歴代政権を否定し、韓国を“北朝鮮化”したい文政権にとって、最終的にアメリカが邪魔になるからです」


・「ただ一方では、いまやアメリカの姿勢も変化してきています。トランプ大統領は北朝鮮の短距離ミサイル発射について容認する姿勢をみせている。韓国とアメリカは、日本とアメリカと同様に相互防衛条約を結んでいるにもかかわらず、です」


・「事を日本に置き換えて考えてみてください。仮に、東京周辺にミサイルが飛ばされることを、アメリカが容認するような事態になれば、日本国内で防衛条約上の大問題になるでしょう。憲法9条を変えなくてはいけないし、核武装も検討されるかもしれない。いま韓国では、この事態が現実のものとして起こっているのです」


・「韓国はこれまでも、『朝鮮戦争』、『ベトナム戦争』をはじめとしたアメリカの対外政策の影響を大きく受けてきましたが、『孤立主義へ回帰するアメリカ』の方針転換は、これらと並ぶ歴史的な事件です。トランプのアメリカの孤立主義と、文在寅大統領の『南北関係』優先主義。この出会いが北東アジアの安定を揺さぶっている原因なのです」


■「徴用工」も「慰安婦」も韓国政府に不満を言うべき

・「日本との歴史問題について私が問題視するのは、文在寅大統領が、反日感情を巻き起こすことで、『政治的利益』を得ようとしていることです。徴用工問題について言えば、1965年の『韓日基本条約』で賠償は整理されています。当初、日本側は元徴用工に対して個別的に支払うと主張したにもかかわらず、当時の〔朴正煕政府〕がこれを拒みました」


・「朴正熙は一括でもらい受けた賠償金で、『浦項製鉄(POSCO)』を作り、ソウルから釜山まで『京釜高速道路』を敷いて、その後の『漢江の奇跡』と呼ばれる経済的急成長につなげたのです。この時点で徴用工問題は解決済みでした。〔盧武鉉政権〕でこの問題について再調査がされたときでさえ、日本の賠償の責任はないと結果が出ているのです」


・「慰安婦問題は、徴用工問題とまた違う問題です。慰安婦については『日本政府が絡んだ』とか、『いや売春会社が募集していた』などと、様々な議論が出ています。それ自体は議論の余地があることです。ただ、これについても安倍首相が日本の責任があることを認めて、2015年12月に韓日政府の間で『慰安婦合意』をしました。すでに一応の整理・解決がなされています」


・「2つの問題に共通するのは、解決済みだった問題を、〈文在寅政権が掘り返して問題にしている〉ことです。いずれも、政府と政府の間で合意した話です。もちろん合意された内容に満足できない人もいるでしょうが、その不満は韓国政府に向かって言えばいいのです」


・「それにもかかわらず、文在寅政権は合意内容に不満を持つ人々を〈諫めるどころか、むしろけしかけて〉いる。何故かと言えば、朴正熙政権、その娘の〔朴槿恵政権〕の自由民主主義の価値や精神を断罪するという政治的な目的があるからだと考えられます」

■チョ・グクは枝、文在寅は木。根っこは……

・「2017年の就任以降、文在寅の言動は異常なものでした。その思想を共有した『盟友』こそ、曺国です。〈曺国は韓国を破壊して社会主義を建てようとする、急進的左翼組織『南韓社会主義労働者連盟』で過激な活動をして拘束された経験〉があります」


・「ソ連のような社会主義体制を建設するという文章までペンネームで執筆している。レーニン主義者であり、社会主義者、共産主義者でもある。先日、国会の聴聞会でも曺国は、自分は社会主義者であると発言しました」


・「正常な大統領であれば、彼のような人物を絶対に法務部長官に任命しません。なぜ、すべての批判を甘受しながら、曺国を指名したかと言えば、韓国の法治体制を破壊するためだと思います。結局彼らは、同じ考えを持っているのです。文大統領の言動から例を挙げましょう」


・「まず、文大統領は、自身の自叙伝である『運命』の中で、ベトナムが共産化した時には喜んだと書いています。また『平昌オリンピックの開会式』のレセプションでは、北朝鮮の〔金永南・最高人民会議常任委員長〕や〔アメリカのペンス副大統領〕、〔安倍首相〕の前で、韓国の思想家である〔申栄福(シン・ヨンボク)〕を尊敬しているという話をしましたが、彼は北朝鮮の指令を受けていたスパイで、韓国で刑務所生活をしていた人物です」


・「さらに今年の6月6日、朝鮮戦争の戦死者を追悼するために始まった『顕忠日』という記念日の発言もありました。北朝鮮で労働相や最高人民会議代議員などの要職を歴任し、朝鮮戦争時に南進し、韓国侵略を主導した〔金元鳳(キム・ウォンボン)〕の名前を挙げて、彼こそが韓国軍のルーツだと宣言したのです」


・「これらの発言でも分かるように、〈文在寅は社会主義を目指した曺国と、韓国を破壊し、共産主義国家をつくろうとしている〉わけです。つまり、曺国が『枝』なら、それを操っているのが文在寅という『木』の幹です。そして、さらに辿ると『根元』に金正恩がいる」


■なぜ異常な大統領が選ばれてしまったのか

・「そんな文在寅がどうして大統領に選ばれたのか。日本の皆さんはそれが不思議でならないと思います。韓国では、1980年代に学生運動がありました。そのなかで、金日成主義を讃美する『主体思想』と呼ばれるイデオロギーが盛り上がりました。その後1990年代、韓国の民主化が進むと、学生運動家たちは『民主化人士』と呼ばれ、社会の様々な領域に散らばっていったのです。いま、この世代が韓国社会のなかで権力を持つ世代になっています」


・「イタリア共産党の創始者に〔アントニオ・グラムシ〕という思想家がいます。彼の理論には『陣地戦』という、時間をかけて社会のなかで革命戦士が散らばって『陣地』をつくり、決定的な瞬間に集合して一挙に革命を実現するという考えがあります。ヨーロッパでは失敗した理論でしたが、韓国では散らばっていた民主化人士が2016年の朴槿恵事件で一挙に結集し、革命を成功させてしまったのです。その意味で、大韓民国はまさにいま、戦後、いや〈建国以来の歴史的大転換点に直面〉しています」


■私が日本人に伝えたいこと

・「私は、文大統領が目指す国家像、つまり韓国の共産化は100%失敗するだろうと確信しています。それには4つの理由があります」


・「まず、1つ目は経済です。韓国は『漢江の奇跡』以降も、奇跡的な経済成長を遂げています。20年前には日本の約10分の1だった経済規模が、昨年には3分の1まで成長しています。自由民主主義、市場経済のもとで米国や日本と緊密に連携した結果です。この経験を、多くの国民は共有しています」


・「しかし、文在寅政権の経済政策はうまくいっていません。最低賃金の引き上げなど、広がる格差に対して所得の再分配を意識した所得主導の成長政策を掲げたものの成功しておらず、海外からも厳しい目が注がれています。いまや韓国経済は悪化の一途。国民世論の離反が止められません」


・「2つ目は、韓国はこれまで、北朝鮮から数千回もの軍事的挑発を受け、物理的攻撃も受けていて、共産主義、全体主義への忌避感があることです」


・「3つ目は、国民の世論を無視し、平気で嘘の情報を流す文在寅政権は、非道徳的であることです。あまりに腐敗していて、間違ったことも認めず、国民を無視する。こういう政権は、民主主義の中で成功した例がありません」


・「そして、最後の4つ目が、〈世界でも文在寅の『正体』が明らかになってきている〉ことです。アメリカはGSOMIA破棄以降、韓国のことを、それまでのように『政府(Government)』や『大韓民国(Republic of Korea)とは呼ばなくなりました。破棄を批難する国務省の報道官、国防総省も』『「文政権(Moon Administration)』と呼んだのです」


・「これはまさに『韓国と文在寅政権は別々に考える』という意思表示にほかなりません。この数カ月、激化している『反・文在寅デモ』を見ても、国際的な評価を見ても、文在寅政権は孤立しはじめているのです」


・「最後に日本国民にお話ししたいのは、いま皆さんの前には『2つの韓国』があるということです。ひとつは、日本との友好関係を築き、同じ自由民主主義という価値観を信じて市場経済で発展してきた『これまでの韓国』。もうひとつは、韓国国旗を掲げながら、実態は北朝鮮化する『文在寅の韓国』です」


・「文在寅政権が倒れれば、また日本やアメリカと同じ価値観にたつ、これまでの韓国が戻ってきます。大多数の国民は元の韓国に戻すべく頑張っています。もう少しの間、愛情を持って待っていてください。※「週刊文春デジタル」編集部/週刊文春デジタル」・・・

(「日本ほどW杯盛り上げたチームはない」:英紙称える)

2019年10月14日
(「日本ほどW杯盛り上げたチームはない」:英紙称える)

https://www.sankei.com/world/news/191013/wor1910130020-n1.html


・深夜遅くまで、もう一度「熱戦」「死闘」を繰り返し観た。結果が分っているだけに、落ち着いて1プレイ毎の攻防を細かく観られた。特に「最後の攻め」に全てを賭ける『スコットランド』の怒涛の攻撃と、必死に守りぬく『日本』のディフェンスが激突した20分だったか25分だったかは凄かった。


・それにしてももう、『日本代表』は、国籍を超えて完全に「1チーム」になっていた。〔ジョセフ・コーチ〕が選手に課した『8ヶ月の長期合宿』の凄まじさは、伊達では無かった。


・ベスト8トーナメントは19日(土)から。組み合わせは、


『イングランド』Vs.『オーストラリア』、
『ウェールズ』Vs.『フランス』(共に大分)、


『ニュージーランド』Vs.『アイルランド』、
『日本』Vs.『南アフリカ』(共に東京)


である。私の願いだが、『日本』は4年前のW杯と同じように、再び『南アフリカ』を倒し、『ニュージーランド(オールブラックス)』にも一矢報いて凱旋して欲しい。


・産経ニュース から、記事を以下。


・「【[ラグビーW杯]『日本ほどW杯盛り上げたチームはない』『敬意が示される感動的な出来事』 英メディア、日本の勝利たたえる】産経ニュース 2019.10.13 22:38」


・「【ロンドン=板東和正】ラグビーの『ワールドカップ(W杯)』で、『日本』が『スコットランド』を下し、史上初の決勝トーナメント進出を決めたことを受け、英紙ガーディアン(電子版)は13日、『日本ほどW杯を盛り上げたチームはおらず、スポーツ界全体に衝撃的な結果を残した』と評価した」


・「また、同紙は、〈大型で強い台風19号の事態を収拾する中での日本の勝利〉は『敬意が示される感動的な出来事だ』とたたえた」・・・


《勝利に歓喜する松島幸太朗(左)ら日本代表フィフティーン=日産スタジアム(山田俊介撮影)》

Photo_20191014130001

(〔八ッ場(やんば)ダム〕が間に合った!:台風19号)

2019年10月14日
(〔八ッ場(やんば)ダム〕が間に合った!:台風19号)


https://news.livedoor.com/topics/detail/17227065/


・あの「政治主導」による『事業仕分け』、シドロモドロの官僚に対し、得意げな民主党政権の〔蓮舫氏〕や〔前原氏〕の姿を思い出す。あの折「建設中止」になった〔〔八ッ場(やんば)ダム〕が自民党政権下で建設続行され、今回「試験貯水の段階」になっていて、台風19号に襲われた今、〔八ッ場ダム〕がフル稼働して、下流の洪水被害を防いだと言われているそうな。


・『民主党政権』って何だったのか? 今また性懲りも無く『立憲民主党』が野党第一党だが、あの「悪夢」はもう勘弁だ! ライブドアトピックス から、BLOGOS・早川忠孝氏(弁護士、元政治家:自民党)の記事を以下。


・「【民主党時代の事業仕分けの悪夢を思い出させた台風19号】BLOGOS・早川忠孝 2019/10/13」


・「これでもか、これでもか、というくらいに相次ぐ自然災害で何度も痛みつけられている被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げたい」


・「幸に私の周辺では大きな被害を被られた方はおられないようだが、今回ほど何度も携帯に市役所からの緊急連絡通信が鳴り響いたのは初めてだった。〔避難準備〕が〔避難勧告〕に変わり、〔避難指示〕まで来た。〔特別警戒発令〕の連絡も別ルートで来ているから、気が休まることはなかった」


・「市役所からの緊急連絡は結構詳細で、対象地区が結構丁寧に記載され、避難場所の案内も具体的で、かつその時々の状況に応じて避難場所を追加しているようだった。ヤフーの気象ニュースも実に丁寧で、自分の居住地域のどのあたりが危ないのか相当詳細に確認することが出来た」


・「避難準備から避難指示まで時々刻々と変化する行政の対応は実に見事で、防災行政が相当進化していることを実感出来た」


・「それでも、大きな被害が出ている。千曲川が決壊し、北陸新幹線の車両基地がほぼ水没し、近寄ることが出来ない状態になっている、などというニュースを見ると、やはり台風19号が如何に猛威を振るったか分かる」


・「スーパー堤防を整備していれば被害の発生を防御出来たのかも知れない、という議論が一部で出ていたようだが、どこまでの対策を講じればいいのか、というのは行政当局にとっても実に悩ましい問題である。おいおい専門家の皆さんから然るべき所見が出されるだろうから、どうすべきかは関係者の皆さんのご判断にお任せしたいと思うが、この段階で一つだけ明確になったことがある」


・「八ッ場ダムの問題である。『民主党政権時代』に事業仕分けの対象に上げられ、一度は中止と決定されていたものが、結局は事業続行となり、つい先日完成したばかりで、試験貯水の段階になっていたそうだ。台風19号が襲来して八ッ場ダムがフル稼働し、下流の洪水被害を防いだと言われている」


・「『備えあれば憂いなし』・・・死傷者ゼロを達成することは出来ないが、それでもかつての同規模の台風による被害と較べれば、幸いにして今回は被害の規模を大幅に抑えることが出来たようだ」


・「私たちは、災害に強い国民に少しづつなってきているようである。被災者の皆さんには心からお見舞い申し上げるが、同時に、防災・減災への備えを充実されてこられた関係者の皆さんに改めて敬意を表したい」・・・

«(濁流にのみ込まれた街 乳児抱えベランダから救助求める女性の姿)

最近のトラックバック

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ
フォト